Vol.8 日本国際歯科大会 『患者さんに伝えたい!咀嚼と栄養のこと最前線』(2014年10月11・12日)
by dent on 10月 29, 2014
平成26年10月13日 井上貴子
セミナー:平成26年10月11日(土)12日(日)日本国際歯科大会
『患者さんに伝えたい!咀嚼と栄養のこと最前線』
講師:池邊一典(大阪大学教授)
今回は大きな国際大会でしたので、いろいろな先生の講演を聞けるととても楽しみに参加しました。なかでも、患者様とお話しする際に少しでも役立つ内容を選んで受講しました。
「脳」と「食べる」ことの関係、「咀嚼」と「栄養」のことや、また最近になって私どものクリニックでも増えているドライマウスについてのお話はとても興味深かったです。歯があることで咀嚼ができ、それにより顎や口の周りの筋肉と脳が働き唾液が出て、健康に生きていくための栄養もとれ、その結果、元気で長生きできるという内容でした。歯がなくなっても、義歯を入れたりして修復する事で同じ結果が得られます。
歯がある方には歯を長く使っていただくためのお手伝いを、そして、歯を失くされた方にはそれに代わる補綴物を入れる治療のお手伝いができればうれしいことだと改めて思いました。