Vol.7 感染対策と正しい洗浄・消毒・滅菌 セミナー(2014年4月6日)

by inoueshika on 4月 24, 2014

4月セミナ

歯科医師 井上華子

MEKIN01-1 去る4月6日(日)に井上歯科医院スタッフ一同で、「歯科医院における科学的根拠に基づいた感染対策と正しい洗浄・消毒・滅菌」セミナーを受講しました。講師は愛知県厚生連・海南病院の医療安全管理部・感染対策室の島崎豊先生です。ちょうど2年前にも島崎先生の感染対策に関するセミナーを受講したのですが、今回は特に歯科の現場で実践できる対策をより詳しく伺うことができました。
歯科では観血処置をすることがあるので、常日頃から使用した器具・器材の取り扱いには十分な注意が必要です。院内感染を起こさないように正しい知識を持ち、適切な洗剤や薬剤を用いて、適切な機材で洗浄・消毒・滅菌をおこなわなければなりません。セミナー受講後に院内でスタッフミーティングの時間を持ち、現状の見直しとさらに改善できる点はないかということについて話し合いました。
来院していただく患者の皆さまに安心して気持ちよく受診してもらえるように、井上歯科医院では大切に取り組んでいるテーマです。

歯科衛生士 井上

MEKIN01-3以前にも他社の滅菌のセミナーに参加したことがありますが、今回のセミナーでは多くの事例写真を見せていただけて、とても参考になりました。当院でもおこなっている薬剤を使用した超音波洗浄、オートクレーブ、そしてハンドピースにも使用できるコンビネーションオートクレーブ(DAC)が紹介され、私共では患者さまに安心して治療を受けてもらえていると思います。消毒・滅菌に先立ち、洗浄を十分に行うことが大切であることを何度もお話しされていましたので、今後は水温などにも気を付けて消毒・滅菌前の洗浄をしっかり行っていきたいと思います。

診療アシスタント 坂本

MEKIN01-2 島崎 豊講師による「歯科医院における感染対策セミナー」に参加しました。
セミナーでは、歯科と医科での感染対策の違いや、全国の歯科医院の感染対策へ対しての分析結果、展示による最新の滅菌器具などたくさんのことを学びました。
歯科では想像以上に出血することが多く、その度に器具や院内設備は細菌やウイルスに汚染されています。
当院では紫外線殺菌スリッパ、超音波での消毒システムをはじめ、コンビネーションオートクレープ(DACユニバーサル)での高温飽和水蒸気にて滅菌することによって、院内感染が起こらないように衛生面に注意を払っています。
またセミナー通して感染対策について勉強になったことを後日にスタッフみんなで話し合い、患者様により安心して安全な治療を受けていただけるよう、日々繰り返し感染対策への探求を行っています。
毎日の仕事で細心の注意をはらい、セミナーによって知り得たことを一つ一つ再確認し、見直していくことで、これからも衛生管理、感染防止に力をいれ、安心安全な院内環境作りに取り組んでいきたいです。